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福島探訪
アンナガーデン
聖アンナ教会をはじめレストランやカフェ、雑貨・インテリアショップなど個性豊かな22もの店が揃い一日中楽しめ、また、アンナガーデンを拠りどころに福島の四季を満喫できる。
例えば春には花見山公園からスタートし、アンナガーデンで吾妻小富士の雪うさぎも眺め、フルーツラインへのお花見ドライブコース。
夏は摺上川で水遊び、観光果樹園でさくらんぼや桃など旬のフルーツを味わい、アンナガーデンで日が暮れるまで休憩。夜は浄土平天文台で星空ウォッチングを。
秋、裏磐梯・スカイラインの紅葉を楽しんだのち美術館をめぐり、アンナガーデンでの食事や、近くの水林自然林で芋煮もおすすめ。
冬になればスキー場でウィンタースポーツを、温泉で体を温めて、夜はアンナガーデンからの夜景と教会のライトアップでロマンチックに過せる。
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●アクセス
- バス :福島駅東口7番のりばから土湯温泉行き
「自治研修センター」下車のち徒歩10分。 - 自動車:福島自動車道福島西ICから
国道115号を約10分。
- バス :福島駅東口7番のりばから土湯温泉行き
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●アクセス
- バス :例年4月になると福島駅東口6番のりばから
直通「花見山号」が運行される。
片道250円で所要15分、下車後徒歩10分。 - 自動車:東北自動車道福島西ICから
国道115号・4号・114号
バイパス経由で約30分。
駐車場は有料。
- バス :例年4月になると福島駅東口6番のりばから
花見山公園
日本を代表する写真家・故 秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と毎年訪れていたほどの花見の名所。花木栽培農家の方が個人所有する公園だが、無料で開放されており、市民や観光客に親しまれている。
春には、桜だけでもトウカイザクラ、ソメイヨシノ、ウコンザクラ、ヤマザクラなどが次々に咲き競う。見渡す景色に広がるのは桜だけでなく、紅梅、白梅、利休梅、シダレウメ、緋桃、菊桃、椿、日向水木、白木蓮、ボケ、レンギョウなど…たくさんの花木はそれぞれ咲く時期が異なり、長く楽しめる。
4月上旬〜中旬が見頃だが、桜と桃が同時に咲く4月中旬頃が特におすすめ。桜の他にもチューリップやスイレン、秋は紅葉、冬にはロウバイなども見事。
飯坂町 鯖湖湯(さばこゆ)
地元住民や観光客に長い間親しまれてきた日本最古の木造建築共同浴場だが、1993年(平成5年)に改装し、檜葉の香りとみかげ石の湯船が立派。泉質はアルカリ性単純温泉。効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病、冷え性、病後回復機、疲労回復など幅広い。
歴史も古く、鯖湖湯前の石碑には、日本武尊(ヤマトタケル)がこの湯で病気を治したという伝説が記されており、西行法師が「あかずして 別れし人のすむ里は 左波子(さばこ)の見ゆる 山の彼方か」と詠ったことから鯖湖湯(さばこゆ)と呼ばれる。1689年(元禄2年)には医王寺参拝の際に松尾芭蕉も訪れた。
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●アクセス
- 電車 :福島交通飯坂線「飯坂温泉駅」から徒歩5分。
- 自動車:東北自動車道福島飯坂ICから国道13号を
北へ1km、平野交差点で右折し3km。
パルセいいざかの駐車場が利用できる。
- ●備考
- 定休日:月曜日(祝日の場合営業。振替休日有り)
- 料金 :大人200円、小人100円。
シャンプー、石けん、タオルの販売有り。
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●アクセス
- 電車 :福島駅東口より福島交通飯坂線
「美術館図書館前駅」下車のち徒歩3分。 - バス :9番のりばからももりん2コース
「県立美術館入口」下車のち徒歩4分。 - 自動車:福島西ICより約20分。
- 電車 :福島駅東口より福島交通飯坂線
- ●備考
- 休館日:月曜日(祝祭日をのぞく)、
祝祭日の翌日(土日にあたる場合は開館)、
年末年始(12月28日〜1月4日) - 観覧料:常設展は一般・大学生260円、
企画展は展覧会ごとに異なる。
- 休館日:月曜日(祝祭日をのぞく)、
福島県立美術館
隣接する県立図書館とともに1984年(昭和59年)7月、信夫山のふもとに設けられ、現在では絵画、版画、彫刻、工芸など2,200点以上の美術品を収蔵している。
常設展・企画展の実施や、県内の学校を会場に作家と子ども達が交流しながら活動する学校連携共同ワークショップ、毎年恒例「美術館への年賀状展」なども行っている。企画展のスケジュールは県立美術館ホームページで、ワークショップなどイベントの様子はブログで見ることができる。
ブックショップコーナーには展覧会カタログやオリジナルグッズなども。
母成峠(ぼなりとうげ)
王政復古を経て明治政府を樹立した薩摩藩・長州藩・土佐藩らを中核とした新政府軍と、旧幕府勢力と奥羽列藩同盟が戦ったのが戊辰戦争です。鳥羽伏見の戦いを経て、江戸城が無血開城すると、戦いの舞台は東北へと移ります。
それが会津戦争です。新政府軍は冬が訪れる前に決着をつけるべく、奥羽列藩の中心である会津攻めを選択します。会津への進攻口はいくつかありますが、会津側は日光口、白河口、中山峠を主に警戒していました。しかし、新政府軍が選んだのはそれらより北に位置する母成峠だったのです。
新政府軍は中山峠に陽動隊800名を送り、主力部隊である2200名あまりは母成峠に向かいました。一方、旧幕府軍は母成峠には会津藩200名を中心にわずか800名の守備隊で守っていました。
さらに人数の差だけでなく、昔ながらの大砲だった旧幕府軍に対し、新政府軍はイギリス製のアームストロング砲を有し、威力、射程距離ともにかなりの違いがありました。
その結果、朝に始まった戦いでしたが、午後4時過ぎに母成峠はほぼ新政府軍に制圧されてしまいます。本命と思っていなかった場所とはいえ、守備隊を置いていた藩境をわずか1日で突破されることは会津藩にとって想定外のことでした。他の藩境ではまだ戦いが続いていたため対応も遅れてしまい、みなさんご存じの白虎隊や娘子軍の悲劇も引き起こされるのです。
現在、母成峠は母成グリーンラインという猪苗代町中ノ沢温泉と郡山市磐梯熱海温泉を結ぶドライブコースが通っています。そこには母成峠古戦場跡もございますので、かつて戦った先人たちの思いを感じてみてはいかがでしょうか?
母成グリーンラインは以前は有料でしたが、現在は無料となっておりますので、ぜひ訪れてみてください。
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●アクセス
- 電車 :JR磐越西線猪苗代駅からバス20分
中ノ沢温泉下車徒歩1時間30分
- 電車 :JR磐越西線猪苗代駅からバス20分
- ●備考
- お問い合わせ先:猪苗代観光協会
(0242)62-2048
- お問い合わせ先:猪苗代観光協会