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福島競馬場の歴史
大正7年
(1918)大正7年 競馬場開設3月20日、馬場の造成、厩舎、スタンド、その他施設の工事に着工。当時の公認競馬は春秋二季の開催であるため、春競馬を6月とし3ヵ月で竣工。
6月24日、記念すべき福島競馬第1回開催の4日前に福島競馬場は体裁を整え、開設。昭和2年
(1927)昭和2年の改修大正15年から着工した2等観覧席、投票所、食道などの新築・改築が、競馬場開設10周年を祝して本年に完工。
昭和29年
(1954)それまで戦災引揚者用住宅として使われていた厩舎8棟の返還を、県と市に陳情し、それまで140頭だった入厩可能頭数の拡充が行われた。
昭和31年
(1956)大正7年に創設され40年のスタンドは老朽化が激しく、農林大臣からの提案もあり日本中央競馬会へ増改築陳情書を提出。旧競馬倶楽部時代からの老朽化した施設をもつ全国の競馬場を整えるため、「有馬特例法」が実現された。
昭和33年
(1958)昭和33年の改修本年から翌34年にかけて、先の「有馬特例法」によって福島競馬場でも本格的な施設の新・改築が始まった。7月、スタンド改築竣工。11月、1号スタンド、投票所改築、厩舎2棟とあぶくま寮新築。
昭和34年
(1959)この年も改築が進められ、ウッド式発馬機(この年使用開始)の格納庫、厩舎2棟、厩舎浴場新設。本馬場第4コーナーの走路も改修。
昭和35年
(1961)前年の陳情を受けて福島競馬場には1号スタンドと2号スタンドの間に3号スタンドが、同時に調教スタンドも新築された。
昭和44年
(1969)昭和44年の改修1万1千人の収容が可能な3階建ての新スタンドに全面改装。
昭和48年
(1973)福島競馬場内外厩舎間の地下馬道が新設された他、新外厩舎6棟(72馬房増)、あぶくま寮(騎手調整ルーム)など完成。
昭和51年
(1976)4月、前売型と呼ばれ1台で全レースの投票券を発売できるオンラインシステムの新発売機が200台設置された。8月にはパドックのウレタン舗装や、スタンドの全面塗装替えなどを行う。
昭和52年
(1977)昭和48年に陳情した福島競馬場の本馬場拡幅に着工。
昭和61年
(1986)11月、第3回福島競馬が終わってから、念願の1200メートルコースの造成工事が始まる。
昭和62年
(1987)3月、バックストレッチの直線を2コーナー部分に引き込み、1200メートル芝コースが5月に完成。秋の福島競馬から同距離のプログラムができた。
平成元年
(1989)9月、芝馬場路盤の改造および全面改修を始め、厩舎35棟と装鞍所、検体採取所など付属諸施設の新築、さらに調教師寮、事務所、立体駐車場、地下馬道などの新築工事が竣工した。
本会事務室も新事務所内に移転。平成7年
(1995)南側スタンド増改築。130億3千万円を投じ、地上6階、地下1階、敷地面積5389平方メートル、のべ床面積2万3342平方メートル、野外席を含め1506席、全国初のドライブスルーの窓口は12ヵ所、3、4階の多目的映像ホール「ピーチプラザ」には縦3メートル、横4メートルの中型映像ビジョンと366の客席が設けられた。
平成8年
(1996)スタンドの解体・全面改修工事のため年間を通して競馬開催されなかった。
平成9年
(1997)平成9年 全面改修全面改修が完了、新たな福島競馬場が誕生。
平成16年
(2004)福島競馬場のダートコースが改修され、1150メートルと2400メートルコースが新たに設置、さらにダートコースのホームストレッチとバックストレッチの幅員が拡張され出走可能頭数が増えた。
ダートコースは全面に渡って山砂層を総入れ替えした。平成17年
(2005)前年のダートコース改修に続き、芝コースが張り替えられた。芝総面積の45%に及ぶ張り替えをし、近年の事故件数の減少に貢献。